純と愛がヒドかった件

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俺の半年間返してくれーーーーー!!!

思わず叫んだ人が多かったんちゃいますかね?
朝の連続小説「純と愛」。

前の「梅ちゃん先生」とやらの雰囲気、女優の下手くそっぷり、あと運とコネだけで
ぬるま湯につかりまくりなボケお嬢ちゃんが医者になってしまうヌルさに耐えかねて
断念したので、まー期待は大きかった分、この結末には大きなため息しかでないっす。

「家政婦のミタ」の脚本家やし、『(これまでの)朝ドラをぶっこわす』と息巻いていましたけれども、見事にぶっ壊してくれましたよ、
悪い方にな。

言わずもがな、ツッコミを入れるとキリがないけれども、自分が思ったダメだ所を
ピックアップしてみます。

|純がガサツすぎた

カーネーションの糸子もガサツっちゃーガサツですけれども、なんか許容範囲やったんやと思います。
あのキップのよさが、あってこそ成り立つお話でしたから。
でも、純のガサツっぷりは、ただただ不快でうるさいだけだった。
結構これが視聴者の不評を買った要因でもあるみたいです。

|超能力って・・・

結局なんやったん?っていうくらいの設定に成り下がってしまったのもいただけないです。
超能力を持ってくるのもかなりなチャレンジやけれども、
たったひとりの家族が死んだからって、おいおい安直すぎるやろ。
もっと、ふかーいなんらかの要因があって各々に超能力が開花してしまったという
バックグラウンド描写が皆無に等しかった。
んで、いらん設定になったかどうかわからんけれども、
仲違いしてた家族が和解?したかなんかで、
あっさり超能力がなくなるってーね〜・・・。あまりにも適当すぎやしないかい?
あと、愛くんが、純のカーチャンに
「あなたは野獣のようで、今にも(純のとーちゃんに)跳びかかりそうだ」
と言った割には、カーチャンがあんなことになって結局フラグが回収されなかった。
なんだこれ?
投げっぱなしジャーマンか。

|キャラクターが濃すぎる

主人公や一部のキャラが濃いのはまぁ、わかる。
このドラマは、ほぼキャラが濃い、濃すぎる。もうこれで食傷気味なのに、
もれなく性格が悪い。
特に純のオヤジの武田鉄矢。
朝からめちゃめちゃ不快になった。いい人と呼ばれるキャラは2人くらいじゃないか?
というくらい。
弟も、兄貴ももれなくクズ人間ぞろいやし。ホテルの従業員も、欝陶しいヤツばっか。

|試練だらけ、そしてだいたい報われない

現実はそうかもしんないです。
ましてや、「梅ちゃん先生」みたいに努力せずに医者になるというバカな展開も嫌いです。
でも、この「純」というキャラクターに与えられた試練が、がんばってもがんばっても報われなくて、うまく行ったら次で30歩以上下げられる展開。
これが12話で終わる、2時間で終わるドラマなら別にいいけれども、毎日毎日見てると
本当に不快しか残らなかった。
脚本家が実際に苦労したそうですけれども、知らんがなw
ちなみに純に降り注いだ(一部ちがうが)試練

大手ホテルに勤める→買収 
→家族で実家のホテルを立て直すと誓う→父親が勝手にホテルを売る 
→下町の小さな宿に勤める→ポッと出キャラの寝タバコで全焼 
→地元で新しいホテルを創業→オープン前に旦那が植物人間状態、その他問題続出でピンチ 
あまりにも・・・あまりにも不幸すぎる。
そして、疫病神すぎるww
どこに行っても不幸を呼び過ぎやろ。
「ひとの不幸は蜜の味」とは言うけれども、流石にここまでひどいと引く。

|肝心の最終回ェ・・・・

もうすでにご覧になった人も( ゚д゚)ポカーンとせざるを得なかった最終回。
結局なにも解決しないまま、旦那の愛くんも目覚めないまま(ほぼ植物人間)
よくわからない純の、まるで風と共に去りぬのスカーレット・オハラのごとく5分くらい演説したシーン。
演説も、( ゚Д゚)ハァ?と言わざるを得ない内容。
そして、ラストに何が起こるか・・・・起こらない。
ただOP映像が、BGMに乗せて流れてEND。

・・・・なんじゃこりゃ?
最後まで視聴者置いてけぼりかよ!!!!

最終回くらいは、ハッピーとは言えなくても
「そして、数年後〜」みたいな、よくある大団円的なラストでよかったのに、
みなさんに託す、的なエンディングを朝からはみたくないっすよ。
それでこそ2時間ドラマとかで十分。打ち切りか続投が決まっていない含みをもたせた
海外ドラマ風のエンディングなんて求めてないです。ハッキリ言ってね。

結果、インパクトは残せたけれども、ネガティブなインパクトでしょう。

このドラマがクランクアップしたとき、純役の夏菜さんはギャップが激しくて
「演じててわからない」とブログに書いておりましたけれども、この最終回を見ていると
「そらそうよなー」としか思えません。
脚本家が一生懸命指導するのはわかりますけれども、まずそのぶれっぶれの脚本を
見直したほうがよかったんちゃうかなと。

この脚本家は、才能ある人というのはわかりますし、他の作品ではいい作品もありますけれども、
朝の連続小説には向かなかったということですな。

あーそうそう。
新しく始まった「あまちゃん」。
まだ2話しかやってないけれども、テンポがよくって見ててあっちゅう間に時間が過ぎます。
カーネーションのようなテンポの良さですわ。
朝、起きるのが楽しみな作品になりそうです。

最後に四次元殺法コンビの言葉で締めたいと思います。

      r ‐、
      | ○ |        r‐‐、
     _,;ト – イ、      ∧l☆│∧   良い子の諸君!
    (⌒`    ⌒ヽ   /,、,,ト.-イ/,、 l  
    |ヽ   ~~⌒γ ⌒ ) r’⌒ `!´ `⌒) よく頭のおかしいライターやクリエイター気取りのバカが
   │ ヽー―’^ー-‘  ( ⌒γ ⌒~~ / 「誰もやらなかった事に挑戦する」とほざくが
   │  〉    |│  |`ー^ー― r’ |    大抵それは「先人が思いついたけどあえてやらなかった」ことだ
   │ /───| |  |/ |  l  ト、 |    王道が何故面白いか理解できない人間に面白い話は
   |  irー-、 ー ,} |    /     i     作れないぞ!
   | /   `X´ ヽ    /   入  |

【追記 4/13】

ホントまんまでワロタwwww

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